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水産用混合飼料(A飼料) オイルミックス
※一般の養殖業者様はドクターオイルOKのご利用をお勧めいたします |
■製品の特長 |
1. 特許技術(特許番号3300926)を生かした油状栄養剤 ペレット用に開発した油状栄養剤で、植物油にビタミン等を均一に分散させる技術を有しております。
2. 抜群の安定性 長期保存しても油溶性ビタミン群はもちろん、水溶性ビタミン群もほとんど分解しません。 しかも沈澱や分離が起こることもほとんどありません。
3. コストダウンが可能に 今まで内添していた高温、高圧などに対して弱い有効成分の増しこみ分は不要となり、製造中のロスが少ない。だから設計通りの栄養強化や大幅なコストダウンが可能です。
4. これまで熱に弱く,配合が難しかった有効成分の添加が可能に 消化酵素や生菌剤など、ペレット成型後に添加することが可能になります。
5. ペレットを成型した後に添加するだけ 成型後のペレットに一定量スプレーして均一になるように吹き付けるだけなので通常は加温等が必要なし。 油脂の添加ラインに定量供給ラインを設置するか,別のスプレーラインを設置するだけで使用できます。 |
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■使用方法 |
原料混合
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ペレット成型
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オイルミックス添加
↓
魚油添加
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完成
ペレット成型後にオイルミックスを一定量均一になるように0.3-0.5%をスプレー添加し,その後,油脂を添加してください。オイルミックスに含まれる微粒子のビタミン群はペレット表面の割れ目奥深くに吸着され,さらに後添の油脂によりコーティングされる形となって非常に安定性が増し,設計通りの栄養強化やコストダウンが可能となります。
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■オイルミックスに適した成分 |
種々の栄養素を配合し、製造することが可能です。しかし、均一に分散させて沈殿を起こさないように調製するには、有効成分が製品の約30%以下になることが望ましく思われます。
オイルミックスに適した成分 ・L-アスコルビン酸リン酸マグネシウム塩(ビタミンC) ・L-アスコルビン酸ナトリウム(ビタミンC) ・チアミン(ビタミンB1) ・リボフラビン(ビタミンB2) ・ピリドキシン(ビタミンB6) ・葉酸 ・パントテン酸Ca ・メナジオン ・消化酵素
生菌剤 |
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■含有飼料添加物残存率 |
CP47%のドライペレットに含量する飼料添加物の残存率(保存温度40度)(弊社試験データ) オイルミックスを用いた場合(例)
※CP47%のドライペレットにコーティングしたビタミンCを内添した場合
上記のビタミン群の劣化、減耗は水、空気、温度、光の4要因の相互作用により起こります。オイルミックスでは水と空気が完全にシャットアウト状態になっているので、長期保存を行っても各種ビタミン群が安定しています。 |
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■ドクターオイル🄬OK添加時の脂肪量 |
アスタキサンチンオイル添加ドライペレット中のアスタキサンチン残存率 残存率
使用ペレットとしてCP46%のマダイ用ドライペレットを用いて試験しております 25℃保存ではアスタキサンチンの残存率の低下がほとんどなく,かなり安定で40℃条件においても90%の残存率が確認されています。ビタミンCと並んで熱に不安定なアスタキサンチン等色素においてもオイルミックスの使用が有効です。 |
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■消化酵素の消化力の維持 |
オイルミックス中の消化酵素(酸性プロテアーゼ)の安定性 試料No. 消化力
A: 消化酵素及びビタミン類配合オイルミックス
40℃で3か月間保存しても,消化酵素の製品企画の範囲内(85%~170%)の消化力を有しており,オイルミックス中の酵素は活性を保てます。またビタミン類が混在していても酵素活性には影響がありません。 |
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■飼料メーカー様へ |
本品は飼料メーカー向けの特注品となっておりますので、ご興味がありましたら、一度バイオ科学(株)までご連絡ください。担当のスタッフがご希望に添えるようサポートいたします。 |
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■お客様の声 |
・水が濁らないので餌喰いが落ちない ・粉末栄養剤より食い込ませができる ・ハマチの薄造りができるほど身質のきれいな魚ができた |